今、年長さんと年中さんの男の子で虫探しに夢中になっているお子さんがたくさんいます。先日も、園外に用事で出たときにふと見ると、ブランコ裏の生垣の後ろにふたをした砂場用のバケツが二つ「隠して」ありました。通りに面した生垣の後ろですから、通り側から見るとフェンス越しに丸見えなので、ぜんぜん隠されていないのですが・・・。

 今朝も職員室前の廊下にバッタがおりましたので、園庭にいた男の子に声をかけると、とんできました。朝で、まだ園庭も空いていましたので、お友だちとバッタを追っては、歓声を上げておりました。

 子どもたちが関わる虫はダンゴムシが多いのですが、しばらく雑草を生やしていたために今年はバッタをよく見かけます。また、育苗箱などを置いてある下からは立派なコオロギがよく出てきます。整理整頓が適当になってしまった今年ですが、意外な副産物がありました。以前に1年生と教室でコオロギを飼ったのですが、授業中にコロコロと鳴き始めて感動したことを思い出しました。園庭で見かけるコオロギたちは、産卵のための長い管がお尻にある雌が多いようです。オスを見かけたら手に入れて箱に入れてみようと思っています。短い針のようなものがつんつんとお尻にあるのが雄。雌の産卵管は長い上に、先端部が少し膨らんでいますので、明らかに見分けられます。箱に入れて(厚紙が良いと思います)ふたをし、中を暗くして暫く置くとコロコロと鳴き始めます。

 昨日、年中さんのミニ大根の予備分をブランコ後ろの花壇にまきましたので入らないように言いましたが、今日の午後、子どもたちが帰ってから見てみると・・・足跡がいくつか・・・てんてんと・・・。

 しかし、なににしても、今しかできない活動に夢中になるのはとても良いことです。