8日に実施いたしました園内研修の様子です。チューリップ組において、カードめくりゲームを題材に実施しました。

これまで何度も取り組んできたカードめくり。でも今回はいつもとちょっと違います。自分たちで話し合って決めたカードの図柄、そして、自分たちで塗った、自分たち自身の手作りカードです。

まずは、カードの色塗り。みんなとても上手。教室の中が、しんと静まりかえっていました。すごい集中力でした。

カードができるとでみんなで遊びました。みんなで一生懸命カードを裏返して、終わったときに自分のチームの絵が多いほうの勝ち。チーム対抗なので楽しいです。みんなで数えて、勝敗を決します。次回使う図柄は何でしょう。楽しみですね。

ところで、みんなで数えているときにH君は自分の指も折っていました。他の物に置き換えていけることが(この場合は、「カード」を「指」に)すごいです。「数」というと「数える」と思うのがおとな。しかし、数字はもともと順序や量を表すただの記号です。唱えるだけでは意味がありません。この場合の量の感覚は、もっと体感的なものでなくてはなりません。指を折ってみたり、数の出っ張りに気付いたりしながら数概念は培われていきます。