今日は、もも組の研究保育がありました。

題材は、アジサイを主題にした制作活動でした。

障子紙をうす紫色や薄桃色、うす水色に染め、切り込みを入れたり、折ったりして、アジサイの一つひとつの花弁を作り、台紙にたくさん貼ってアジサイにしていきます。

身近な園内のアジサイが開花していると最もよかったのですが、あいにく今年度は、まだ咲いておりませんでしたので、担任が他から本物の花を持ち込んでみんなで観察しました。

各班には配れませんでしたが、本物の持ち込んだことで、単なる絵画制作ではなく、子どもたちの観察、発見を踏まえた表現になりました。

幼稚園の学習活動は、「つくる」活動が多く感じることがありますが、この時期の子どもたちの成長段階を踏まえ、「学びの行動化」を考えています。つまり、見聞きしたこと、触れたこと、見たこと、嗅いだこと等々を踏まえ、一人ひとりのお子さんが、気づきや思いを作品に表したり、工夫して新たな活動を生み出したりすることを学習として大切にします。先生の話を聞いたり、演示を見たりすることも学びですが、様々な体験、実際の活動を通した体感的、情緒的学習を考えています。