年長さんが毎年取り組んでいるヒマワリの一鉢栽培。

 今年は、日照不足と低温の影響か、生育が思わしくありません。しかし、お友だちのヒマワリの成長への思いはひとしおです。毎日欠かさずお水をあげに行って、一生懸命お世話をしてきました。学期末に近くなったこの日は、一生懸命に絵で様子を記録しました。

 「記録なら写真でも同じでは・・・。」

 そんなことも頭をよぎるかもしれませんが、学習では、お友だち一人ひとりが見たものが大切。ですから「観察画」です。

 年長さんは、かなり細かいところまで見ることができ、気づきも多いので、それに見合って「細かく表現できる道具」として、鉛筆を用います。期待通り、絵の内容が細かくなり、細かく表現できるからさらに「よく観る」ようになります。また、「目の高さ」で観察できるように、教室に鉢ごと持ち込んで、机の上で観察させるようにしています。お外だとどうしてもかがんで、上から覗き込むように観察するので、絵に描くことが難しくなります。

 また、着色は、今回初めて「水彩色鉛筆」も使ってみました。