少し前のことですが、1月は、季節がらお正月にちなんだ遊びを中心に活動していました。単に「文化の伝承」ということではなく、カルタ遊びにしても、独楽回しにしても、羽子板にしても、友だちと関わったり、自分の技能を磨いたりでき、「楽しさ」や「できる嬉しさ」を体験できる点で、一つひとつの教材性が高いことに理由があります。お友だちの身の回りには、手を変え、品を変え、お友だちの興味をそそる様々な遊び道具があふれていますが、親の代から子の代へ、子の代からから孫の代へ、これほど長く、それも口伝えに受け渡され続いている遊び方や遊び道具はありません。究極に精選された普遍的な学びの楽しさがあるのだと思います。