「あさがおさん」からのプレゼント

「あさがおさん」からのプレゼント

年中さんが育ててきたアサガオの種が熟してきたので、預かり保育に来ていたお友だちが、それぞれ自分のあさがおの種を採りました。

みんな興味津々で種採りに夢中になりました。今年はどの子の実もとても大きく膨らんでいます。
茶色くなったぱりぱりのかわを剥がすと、丸々としたきれいな黒い種が出てきます。
収穫した種は、あらかじめ用意した、一人ひとりのお名前つきの容器に入れて保管します。種がたまってくるのが楽しみになるので「継続」が促されます。一方、一つの容れ物に集めて「みんなのもの」にしてしまうと、執着がなくなって、自分の種へのこだわり、つまり、「自分が育ててきた朝顔の種」であるという成功感、達成感に通ずる気持ちが著しく下がってしまいます。些細なことですが、「自分のものを、自分のものにしておいてあげること」は、小さなお友だちにとってとても大切です。「こんなにたくさんとれた」と感動させることが、一粒の種から如何にたくさんの命が生まれてくるか、そして、命の連続を学ばせることにつながると思います。預かり保育にご参加でないお友だちの種は、先生が採取して、一人ひとりのお友だちの名前を記した入れものに入れて、2学期まで大切にしまっておきます。
丸々とした種を見せてくれました。落としてしまいそうなので、少しひやひやしました。
咲き終わって萎れていた花びらは、「色水の素」に使いました。栽培台の上に落ちていたものも使うので、植木鉢の周りもきれいになり、一石二鳥です。
「ぼくもやりたい」「わたしもやりたい」と大盛況でした。活動後、昼食時間を経て、午後の様子を見に行くと「色水をつくらせてくれてありがとう」と女の子から言われました。「袋の上から擂り潰す」ことの意味、やり方からの指導になりました。これを教えてあげないと、そのまま水に浸けておくだけだったり、袋を握りつぶすように揉んでいたりして、「できない」と言って持ってきます。「擂り潰し方」を教わるときの眼差しは、小さいお友だちながらとても知性的です。「うまくいかない」過程を超えからこそ、「見聞きして分かったこと」の価値が芽生えるのだと思います。

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