年長さんの修了遠足が近づいてきました。晴天のときは、フィールドアスレチックへ行く予定ですが、問題は、雨天の時です。雨天コースの立案は、いつものように考えさせられます。実は遠足行事を企画する際、本当に考えなければならないのは雨天の時のプラン。確かに、晴れていれば、実行されない計画ですが、いざ実行されるときは、晴天より厳しい条件下で晴れているときと同等の楽しさを目指さなければいけないからです。

 昨年は、国立科学博物館を見学の後、船の科学館にて昼食・見学というプランを立てましたが、今年は、船の科学館が休館中のため、昼食場所をどうするかが最大の問題。旅行会社の力を借りながら、船の科学館そばの日本科学未来館が、雨天時のみの利用(意外に嫌がられることが多いのです)や昼食場所も提供してくれることがわかり、そこに決定しました。

 昨年のこの時期にも候補にしましたが、その時は展示物が少なかったために上記のコースになりました。しかし、本日、作品展担当以外の教員みんなで下見に行くと展示がかなり充実して遠足の候補地として役を果たせるようになっておりましたので、このまま決定することにいたしました。雨天という条件を考えると、建物に付属の、路線バスも出入りするロータリーから、すぐに軒下に渡って、ほとんど濡れずに館内に入れることも魅力です。展示物は、小学生にとって最適かと思われますが、体感的に楽しめるものも多いので年長さんならば十分に楽しいと思います。

 千葉港の見学船と県立博物館、水上バスと周辺施設見学など検討している企画もありますが、今は、科学未来館が一番です。

 とはいえ、天気に恵まれて、自然の中で、みんなで思い切り遊んで、思い出深い楽しい一日になることが最良であることは間違いありません。