先日からゆき組さんが取り組んでいた紙粘土遊び。今日覗いてみると乾いた年度に色を付けていました。

 材料は新聞紙。二日ほど水に浸けておくと適度に溶けて子どもたちの力でも十分にほぐれてきます。そのままでは粘りがありませんので、洗濯糊を若干加えていきます。

 粘土みたいですが、粘土ではありませんので、どのような物を作るか楽しみでもありましたが、さすがに子どもたちの発想は素晴らしいものです。一斉に教師が投げかけるのを待たずに、自ら発想してどんどん作り始める子どもたちでした。

 「粘土ではない」ことは年長さんともなれば子どもたちも十分にわかっています。「これは何」と問えば、新聞紙という子がほとんどだと思います。しかし、それだからこそ、「身近な新聞紙でこんなこともできるんだ」「身近な新聞紙で楽しく遊べるんだ」という気づき、身の回りの物に対する見方の変容、学びを期待しています。