梅雨の時期に始まるプール活動。毎年、空との相談ですが、今年度は、今のところ比較的順調に実施しています。毎日安定して25度以上の気温と、雲が多くても雨がなかなか落ちてこない空模様に助けられて、子どもたちの歓声が響いています。

 ただ、曇りのときは、水面の色が暗くなり、「つめたそう」ということが子どもたちのハードルになります。すっかり水に慣れるまでの間は、ボールなど浮具で視覚的に抵抗感を和らげるようにしています。また、噴水なども使いますが、噴水からの水は、32度の温水を使っています。この時期は、水道水も20度以上ありますが体感としては冷たく感じますので、その後の抵抗感を和らげる意味で、プールをあがったときのシャワーと同じ温水を使用しています。

「うわっ、冷たい」

と、思わず身を屈める一瞬ののち、

「あれ、あったかい」

と、少し拍子抜け。

その後は、前以上の元気が出てきます。

「楽しい」「面白い」「気持ちい」

を追っているうちに、自然に、水を浴び、びしょ濡れになって遊べるようになると、いよいよ構えて水面ぎりぎりまで体を沈めたり、顔を着けたりできる準備が整います。