おうちの方々に順次お持ち帰りいただいている年中さんと年長さんの一鉢栽培です。

 この夏は、本当に暑くて少し油断するとすぐに萎れてきてしまいます。今日もセメントをこねる「舟」に水をはって鉢に水を吸わせていると、

「何してんの」

と年長さんが寄ってきました。

「お水をあげているんだよ」

と答えると、

「でもだめなんじゃない」

とのこと。

「だって、お水は上から下に行くから」

のだそうです。

経験に根差した素晴らしい考えです。

「植木鉢の底に穴があったでしょ」

「うん」

「底からお水が入って、もっと水を入れるから、上までひたひたになるんだよ」

「ふうん」

と、妙に納得した様子でした。