7月10日と11日の両日で、年長組、年中組のお友だちが、海岸散策活動に出かけました。バスで10分弱の距離で年間4回を目標に実施します。活動のめあては毎回異なりますが、一貫している大目標は、「自らが住み暮らしている地域の香りをしっかりかがしてあげて、記憶の根っこにとどめてあげること。自我同一性の構築に寄与すること」にあります。
とはいえ、何よりお友だちが、水に触れ、夢中になって貝を拾い、遠くに浮かぶ船を見て、海の広さにすがすがしい気持ちになり、歓声を上げて海岸で遊ぶとが第一です。
年中さんは、キーホルダーの材料の貝を拾いにきました。
きれいな色や珍しい形の貝を、みんなで一生懸命探しました。
見せてくれた貝を「ちょうだい」と言うと、だいたい「だめ」と返ってきます。おうちに持って帰りたいのです。たまにくれるのは、「どうでもいいもの」です。「ちょうだい」というのは、実は、「いいものを見つけたね」という、その子の行いを評価する言葉です。
嬉しくなって、大切におうちの持ち帰ることを願っています
この日の年長さんは、散策そのものが目あてです。
年長さんは、個々にいろいろな活動ができます。