幼稚園は幼児の学校。ですから、お子さまたちの知的好奇心を醸成し、世界を広げてあげることを大切にしています。

今年の年長さんは、花壇で2mサイズのひまわりを育てることにしたので、成長を観察して、対象への理解を深める活動としてミニひまわりをグループごとに育てました。この日は、花が咲いてきたので、鉢を教室に持ち込んでお花の様子を観察して、絵に描きました。発見したことを「描く」ことで、対象の見直しが行われて、新たな発見があったり、「こうなっているんだ・・・」という理解がさらに深まったりします。教室に持ち込んで、机の上で観察することで、思い切り近づいて、いろいろな角度、方向からよく見ることができるのです。

花壇のヒマワリは少々失敗しています。生育が悪くて、しかし、原因がよくわからず、ほとんど植えなおしをすることになりました。個体差ができて、「一人1本」を満たせなくなってしまいました。残念!しかし、お友だちの関心か高く、毎日かわるがわる多くの年長さんが花壇へ観察に行っています。お友だちをさらに大きく成長させるつぎのチャンスは、「たねとり」です。

この日は、先生たちの勉強の研究保育でもありました。
自分で見て、友だちの発表を聞いてまた確かめて・・・。